[インテリアまめ知識] お部屋をステキに見せるコツ・快適に暮らすためのヒント

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エコな内装材で健康&快適な暮らしを
新築やリフォームの際に知っておきたい!

部屋の中で占めている面積が大きいながらも見落とされがちなのが、壁や天井の仕上げ材床材です。以前は壁紙(クロス)やそれを使用する糊に、人体に悪影響を及ぼすホルムアルデヒドと呼ばれる有害物質が含まれていました。しかし最近では、シックハウス症候群対策に伴い、有害物質が含まれなくなくなりました。

 

【エコ(ECO)クロス】 

一般的なクロスは、ポリ塩化ビニールを主原料としています。それに対し、エコクロスは天然素材が原料です。焼却時にダイオキシンが発生しない、環境に優しいクロスですね。

 

■珪藻土クロス 調湿性に優れており、タバコやペットの臭いなどの生活臭や有害物質を吸着・脱臭する機能も備えています。

■竹炭クロス 空気中のマイナスイオンを増加させる効果があり、消臭と共に空気を浄化します。防カビ性、通気性にも効果があります。

■パピウォールクロス コットンを主原料とし、綿花を使用しています。適度な通気性があり、コットン特有のソフトな風合いも特徴です。

■ケナフクロス 和紙は呼吸をするため、調湿効果があり、洋紙に比べて繊維の隙間が大きいので、優れた保湿効果もあります。

 

【エコ(ECO)床材】

一般的に使用されているフローリング材は、何層ものベニア板を接着剤で貼り合せた複合フローリングと呼ばれるものです。一方、無垢材フローリング(ココヤシ、竹を含む)は、単層フローリングとも呼ばれています。優れた調湿作用によって、素材自体が伸縮するので、板の反りや板間に隙間ができやすいというデメリットも持ち合わせています。自然素材ならではの“味わい”とみて、上手に付き合っていけると良いですね。

 

■無垢材フローリング(単層フローリング) 保湿性や吸湿性に優れていて、傷が付いても半永久的にメンテナンスが可能です。

■ココヤシフローリング 丈夫で水に強く、カビが生えにくい性質があります。ザラッとした独特の肌触りがあり、裸足で歩くと心地良いです。

■竹フローリング 木材よりも弾力があって丈夫です。抗菌・防カビ効果があります。

■コルクタイル 適度な弾力が体への負担を軽減し、階下への音や振動を防ぐ効果もあります。冬は冷たく感じず、夏は涼しい素材です。

■天然和紙畳 吸湿性と通気性がとても良く、変色しにくい特徴があります。イ草に比べて耐久性が高く、ダニやカビが発生しにくい素材です。

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